
自作のデスクトップパソコンでイラストやマンガの作業をしていると、時々突然に左手デバイスやマウス、キーボード等が使えなくなることがありました。なぜそれが起こるのかもわからなくいろいろな対処をしてきましたが、ようやく解消されたのでその方法などを書いていきます。
余談ですが、こちらの症状とも関係ありますのでリンクも載せておきます。
原因
自分の場合、マザーボードのUSBの一番上にある所と液タブを接続し、液タブのUSBにマウスやキーボード等のデバイスを取り付けて使用しております。普段イラスト用とマンガやアニメ用でMacとWindowsパソコンを使い分けているため、必要なマウスとキーボード・左手デバイスは液タブに取り付けて両方で使えるようにしている状態です。しかし、液タブに取り付けたデバイスが使用できなくなるのは自作のWindowsPCだけ、なので液タブの電力不足では無いとは思っておりました。なのでまずは何故動かなくなるのかを確かめていきました。
異常が無いのに止まる謎の現象
この現象は検索しても対処方法が見つかりませんでした。また、見つけたとしてもメモリのエラーやマザーボードの不具合等の”ハード面での故障の可能性が高い”と目にしていました。もしくは電力不足、結局はハードの問題を挙げてる場合がほとんどです。
しかし問題なのは「新しく自作したパソコンのみ」で起きることです。
電源以外は全部新品に代わっているためにハード面での異常があるとすれば初期不良しかありませんが、新しい規格に変えたために予備パーツがないため確認ができません。何で一つ一つ新しく買って試してみました。まずはPCのスペック。
- AMD Ryzen9 7950x
- MSI PRO X670-P WIFI
- CORSAIR VENGEANCE 64GB (2x32GB) DDR5 DRAM 5600MHz
基本的にはこちらになります。どうもAMD環境で起きることが多いっぽい?
なんとなくIntel推奨というか、AMDの調べても出てこない事例が多いことはあるので調べて修理するにしてもIntelの方が簡単なのかもしれません。まあそれでもAMDの方が個人的には好きなのですが。
というわけでまずは一番安いメモリから調べていき、マザーボード等の評判なども確認しつつ1個ずつ買って治らなかったら他の場所を交換、という流れでやっていきました。そして現在のスペック。
- AMD Ryzen9 7950x
- ASUS ProArt X870E-CREATOR WIFI
- Crucial PRO CP2K32G56C46U5
になりました。変えたところ、USBが使えなくなるたびにシャットダウンでブルースクリーンが発生してた現象がなくなったので、PC自体の負荷に耐える能力は向上してるらしいです。これに関してはマザーボードを交換後からそうなっているので、次からは高くでもASUS選んだほうがいいのかなと思いました。
そしてUSBが使えなくなる現象の頻度は落ちたものの、やはり定期的に使えなくなってました。ここまでくると電源か、またはソフトウェアの問題なのか?となます。そこでトラブルシューティングやデバイスマネージャーを確認したところ、エラーが起きている場所を発見。結局ハードの問題ではなくソフトウェアの問題なのか…!メモリもマザーボードも変えた意味とは…。(症状を緩和させたASUSのマザボは優秀なのでは?)
エラーの原因

ユニバーサルシリアルバスコントローラーのAMD USB 3.20 eXtensible Host Controllerの一つにエラーマークがついているのを確認しました。そこをクリックして開いたら上記のような表記がでていて機能していないようでした。
いつもはマウスも使えなくなっていたため、また再起動すると治るためにデバイスマネージャーの確認を怠っていたのでソフトウェアが止まっていることには気づきませんでした。そんなわけで今度はこのAMD USB 3.20 eXtensible Host Controllerを調べることに。
すると同じような症状に見舞われている人を数人見つけましたが、どれも解決案はなく、「CPU替えたら治ってた」みたいな解決案ばかりでした。根本的な解決ではないような…。
そしてたまたま見つけたX(旧Twitter)のドライバーの再インストールで治るというのを見つけたので試しました。
USBドライバーの再インストール
結論から言うと、これで治ります。しかしそれだけだと再発する、という感じ。そのあとのことも含めてやり方を書いていきます。とはいえソフトを消す都合上、各々使用しているPCで必ず戻る確証もないので、必ず自己責任でお願い致します。
まずはデバイスマネージャーを開きます。やり方はスタートを右クリックで上のほうにあるデバイスマネージャーを左クリック。

次にデバイスマネージャー内のユニバーサルシリアルバスコントロールを左クリックで開き、その中の上のほうにあるAMD USB 3.20 eXtensible Host Controllerのエラーが出ている方ダブルクリックで開きます。

そしたら新しくウィンドウが出ると思います。その中の上にあるタブの中の「ドライバー」を選択。一番下にあるデバイスのアンインストールを押してドライバーを一度消します。ドライバーの更新がありますが、こちらは意味ないのでやらなくていいです。というかドライバーの更新すらしてくれません。

そしたら一度再起動します。再起動後にPCが自動でドライバーのダウンロードをしてくれるので、USBデバイスが使えるかどうかを確認しましょう。自分の場合はこれで動くようになったので、動かない場合の対処等は不明です。
これで基本的な対処方法はできましたが、このままだとまた再発する可能性があります。しかしドライバーは入れ替わってるので急に停止することはなく、また新しい別の問題になります。
今度はAMD USB 3.20 eXtensible Host Controller双方、もしくは他のすべてのUSBドライバーでもいいのですが、「電源の管理」タブから「電力の節約のために、コンピューターでこのデバイスの電源をオフにできるようにする」のチェックを外します。これにチェックが入っていると、何を思ったのかパソコンが「デバイスを使用していない」と思い込んで勝手に電源を切ってドライバー自体を機能停止させてしまうんですね。こんな無駄な機能なんで入っているのか。一応ドライバーを停止→起動でまた戻りますが、いちいちデバイスマネージャー開いてやるのも時間の無駄なのでオフにできないようにした方が快適だと思います。

チェックを外したら「OK」を押して保存しましょう。これでUSB接続しているデバイスの電源が急に切れて使えなくなる症状は解決すると思います。
まとめ
今回はマウスやキーボード・左手デバイスが突然使えなくなる症状の対処法を書いていきました。結果としてUSBドライバーが急に停止することで使用機器が動かなくなっていましたので、ドライバーの再インストールや電源の管理で常に動くようにして問題を解決。これで作業途中の無駄な再起動から救われます。
またこれとは別の問題ではありますが、PCでゲーム中にコントローラーが動かなくなるのも今回と同じで、電源の管理から電源をオフにできるのチェックを外すことでちゃんと動いたままにできます。PCをスリープしたのに勝手に起動するときはその下の「スタンバイ状態を解除できるようにする」のチェックを外せば勝手に起動することもなくなると思います。ただこの場合は他でも起動するのでいろいろと調べて対処してください。結構みんななってるので今回のと違って情報はたくさんありますので…。

