先日のAmazonブラックフライデーセールにて、新しくiPad Pro 12.9インチ向けのESRのケースを新調し、色々試してとても使いやすかったので今回ご紹介いたします。iPad Proを買って以降、あまりしっかりと使えていなかったのでこの機会にちゃんと使おうと思い、まずは今まで使っていて使いづらいところのあったケースを替えるところから始めました。ほとんど家で使うので、ケースとカバーの取り外しが可能なものを前提に様々な固定方式、そしてiPad Pro自体の高さを変更できるものを探していたところ、この製品に辿り着きました。
第6世代 2022対応 ESR iPad Pro 12.9 ケース
iPad Pro 12.9を買って以来愛用しているESRの新しいiPad Pro用のケースです。中にiPad Proを入れるケース+ケースごと丸ごと包み込む手帳タイプのケース兼スタンドの2つで構成されています。今回のケースは税込8999円でAmazonなどで購入できます。ちなみにですが、ブラックフライデーなどでセールで買うことができるので、そういう安くなっている機会を狙って買うのもいいかと思います。ブラックフライデーでの販売価格は6749円でした。
何個かケースを買ってきましたが、こちらの製品は2重で保護しているので他の製品よりも頑丈でしっかり保護してくれています。
このような2部構成となっており、堅牢性は高くなっております。手帳型の方はスタンドも兼用しているために、固めの厚紙のようながっしりとした感じがあります。また、そのケース事態にも磁石が入っているため、冷蔵庫などのくっつける場所があれば底に固定することも可能です。
ケースの特徴
このケースの特徴は、スタンドとしての機能が他のケースよりも非常に豊富で、どんな使い方もできる点です。
スタンドの種類
このように、ケースを立てかけるための突起部分があり、6本の溝に合わせることでiPadの高さを自在に調整することが可能です。また、とても地味な機能ではありますが、足となるところには穴が空いている為に少しですが冷却にも貢献しております。横からファンで風を送るのも良いかもしれませんね。
こちらは実際に立てた時の状態です。足、滑り止めの溝のところ双方に磁石が入っているため、一度溝にはめてしまえば基本的にズレることはありません。画面手前の色が変わっている場所はより粗い表面の素材が追加されているため、滑り止めの機能も強化されおります。
また、ペンホルダーが付いている場所も足となり、こちらを使うことでより低い位置へと画面を固定することができます。
大きい方の足を使用して実際に使った時はこのようになります。
キーボードを手前に持ってくると若干画面が隠れてしまうのは他のケースとも同じですね。
低いスタンドで使用している時。非常に低くなるものの、若干角度がつくためイラストを描く時に最適です。ちょっとした書き物をするときもいいかもしれません。
この製品特有の使い方
このESRのケースにはほかにはない機能が付いております。それはケースの至る所についている磁石のお陰で様々な形でiPadを保持できるという点です。
手帳型のケースから一旦iPad Proを外し、半分ほど高い位置に取り付けた状態です。このようにこのケースを使うと画面の位置を少し上げることができます。
iPadの角度を変えれば縦置きスタンドとしても使用可能です。何かしらの資料を表示させておきたい場合などに有効な形になります。
このように、自分の作業に合わせてiPadの位置や向き・角度を自由に調整することができるため、他のスタンドなどを使わなくてもその場の環境に合わせて好きなスタイルで仕事ができます。また、自身の持っているものと合わせることで、よりコンパクトな作業スペースを作り出すことができます。
ここ数回のブログはこちらのスタイルで作成しています。HHKB Studioと組み合わせると非常に有効で、とてもミニマムなスペースでも大抵の作業はできてしまいます。
注意点:iPadを高い位置で縦置きするのはダメ‼️
製品ページにも書いてありますが、実際にやった場合はこのようになりとても不安定になります。3つ目の溝を使って固定しておりますが、おそらくはここでしか固定できないでしょう。iPadがスタンドから外れ落下する可能性がとても高いのでやめておきましょう。
ペンホルダー
このケースにもペンホルダーは標準でついております。なので外に持っていく際には紛失防止も兼ねてここに入れるようにしましょう。
一応ですが、エレコムの液タブタイプのペングリップを付けている場合はかなりキツくなるため、やめておくのがいいでしょう。それでも持っていきたい場合は写真のように上下逆さまにつけておくと収納可能です。
実際に入れた場合はこうなります。まだ少しの余裕はあるので、グリップを持っていく場合はこちらで持っていくことをお勧めします。
Applepencil2の充電
けーすをつけたままでの充電はモチロン可能です。しっかり磁石でも固定されるのでこれは安心の設計です。
しかし、後付けのグリップなど装着した場合などは充電されません。なので充電する際はその都度グリップを外さなければならないのがちょっと残念ですね。不満がある場合はケース側面を削ってしまうのもありかもしれませんね。
話は変わりますが外付けのpencil用の充電器も買ってみました。こちらはiPad Proに直接させるUSBーC仕様の充電器になっております。
磁石は弱めで一応くっつきはしますが、基本的にグリップをつけている状態だと少しでもズレたら外れてしまいます。またグリップをつけている状態ですと充電が安定しないため、結果としては使い物になりませんでした。こちらのESRのケースや他のケースでも同じだと思いますが、ケースをつけた状態だと基本裸意外では充電できないと考えた方がいいかもしれませんね。
皆さんも充電する際は変な機材を買わずにそのままグリップ等を外して本体で充電しましょう。
同社製の他のケース
ESRのケースは結構タイトなつくりのため、一回取り付けると取り外すのが大変なのでガワだけですがご了承ください。
こちらのケースはiPad Pro本体用のケースと画面保護用のカバーを磁石で取り付けられるものになっております。だいたい2500円くらいで購入したような気がします。
分離するとこのようになります。家にいる時はカバー無しでケースでの運用をすることで最低限の保護はできます。カバーもない分煩わしい開け閉めもないため、フットワークはとても軽いです。
カバーは折りたたむことで簡易スタンドにすることができます。こちらも磁石を多用しているため、何もない物よりは保持力が高いですが、それでも心許なく外れやすいと感じました。
同じ会社のカバーなので、もしかしたらカバーの共有はできるのでは?
結論から言いますと共有できませんでした。もしかしたらいけるのでは?と思ったのですが、どうやら双方に入れてある磁石の位置が違うのでできないようです。
比較してみたところ。グレーの方をみてもらえればわかりやすいと思いますが、明らかにケースに何か取り付けられておりますね。こちらに磁石が入っております。しかし黒の方には何もありません。代わりに背面部分のクッションは柔らかく、おそらく磁石を入れてある場所は同じ素材で蓋をしているものと考えられます。
二つのケースを重ねて比較。グレーの安い方のケースの方が磁石の分なのか、設計からくるものなのかわかりませんが分厚くなっております。磁石が入れてあるので当たり前ではありますが、反対側のpencil充電できる方も若干の分厚くなっており、ケース単体で見たらグレーの製品の方が保護力は高いものと思われます。
この結果からも分かる通り、磁石だけを移植すれば保護力もアップした最強のケースができるのでは?という考えは無駄になりました。ちょっと悲しい…。
メリット
- 堅牢性が高い
- ペンホルダーがあるので持ち運びに便利
- ケースが二つあるので状況にあわせて変えれる
- iPadだけの傾向性は抜群
- スタンドの自由度が非常に高く、自分にあったスタイルの使い方ができる
- セール時期に安く購入できる
デメリット
- 堅牢性・拡張性重視のために非常に重い
- 通常時の価格が8999円と高い
- 持ち運びにはあまり向かない
まとめ
今回はESRのiPad Pro 12.9 ケースをご紹介しました。単純に重いというだけで家で使う分には十分すぎる性能を誇っていると思います。外出時にも重さに目を瞑れば高い堅牢性と拡張性があるので、ある意味ノートパソコンよりも使いやすい環境をつくれる痒いところに手の届いたケースだと思います。個人的には最高のケースだと思っておりますので、もし機種変更をした際にもこれの後継機モデルの購入を考えております。それほどとても使いやすい製品でした。